気がつけば、人生の折り返し地点が見えてきた。
詳しいことは追々書こうと思うけれど、宗教、家族との別れ、結婚、夫の借金、離婚、起業と、それなりに色々あった。
振り返ると、私はずっと走っていた。
どこに給水スポットがあるのかも分からないまま、とにかく前へ前へ。
自分が何が好きで、どうしたいのか。
その基準はいつも「周り」にあった。
誰かに言われたから。
あるいは、誰にも言われていないのに、見えないプレッシャーを勝手に感じて。
自分のコンディションなどお構いなしに走り続けていた。
今思えば、自分と向き合いたくなかったのだと思う。
他人の言う通り走る方が私には容易に見えたから。
そんな人生を走っていたら、ある日ふと、ひとり無人島にたどり着いてしまった。
帰り道も行き先も分からない。
ただ、可愛い犬だけがそこにいた。
うーん。
とりあえず犬と自分の食糧を確保しなきゃ。
そんな感じで日々は過ぎていった。
周りに人がいた頃と同じように、自分に無関心なまま。
でも、その生活も長くは続かなかった。
40歳が見えてきた頃、私は立ち止まってしまった。
犬は増えた。
私が増やしたから。
でも私は増えていないので、相変わらず周りに人はいない(笑)。
さて。
私はこれからどうなるのだろう。
このまま体力が落ちていけば、今までみたいに走り続けることはできない。
無計画なまま走り続けるには、人生は少し長すぎる。
つまり、とうとう現実を見なければならない時が来てしまったのだ。
ところが困ったことに現実を見ようにも
「自分が何者か」すら分からない。
はて、どうしたものか…
これから先も人生は続く。
せめて城くらい作っておかないと、犬も私もそのうち野垂れ死んでしまうかもしれない。
考えるほど、不安と恐怖で押しつぶされそうになる。
うーん。
うーん。
と言っても誰も答えてはくれない。
結局のところ、
「自分と向き合ってみるしかない」らしい….
人生道半ば。
3歩進んで4歩下がることもあるかもしれない。
それでもここで綴りながら、自分の基礎を掘り、地を固め、その上に少しずつ城を建てていこうと思う。
やり方もまだよく分からない。
続けられる自信もない。
それでも、続けていれば「何か」はできるかもしれない。
犬達がいつも私に対してそうであるように、
優しく見守っていただけると嬉しいです。
(今はまだ)土地の管理人
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