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  • 会社も道半ば


    6月4日。

    会社を作った日。

    正確には2年前の6月4日。

    今日が6月12日だから、もう1週間以上過ぎている。

    普通なら当日に思い出すのだろうけど、私は昨日くらいになってようやく気がついた。

    「あれ、そういえば会社を作ったの6月やったな」

    そんなものである。

    会社を作ることが夢だったわけじゃない。
    社長になりたかったわけでもない。

    ただ、犬たちと暮らしながら、1人でも生きていける環境を作るための選択だった。

    未来のことなんてよくわからなかった。

    仕事はいつまで続けられるのかな。

    老後は?

    病気になったらどうする?

    不安はいくらでもあった。

    でも、
    誰かに守ってもらう人生より、
    自分で「犬と安心して暮らせる仕組み」を考える方が気持ちが楽だった。

    そのために考えられることは片っ端から試す。
    ただそれだけ。

    仕事して。

    勉強して。

    失敗して。

    また仕事。

    振り返ると、それの繰り返し。
    気がついたら会社ができていた。

    今でも立派な経営者ではない。
    決算だって税金だって頭痛いし、
    会社の方針で迷うこともある。

    忙しく働けば、会社の利益は増えるが、
    犬との時間がどんどん削られて、
    ペットシッターさんを入れることになった時も、
    「ここまでして何のための法人?」って思って悩んだりもした。

    それでも2年前とは明らかに違うことがある。
    それは自分の人生に責任を持てるようになった、
    ということ。

    それまでは、
    誰かに認められること
    誰かに選ばれること
    誰かに必要とされること
    そんなことばかり考えていた気がする。

    でも今は違う。
    うまくいっても、いかなくても、自分で選んだ道だ。
    だから以前より迷うことは減り、
    少し肩の力を抜いて、前に進めるようにもなった。

    人生道半ば。
    会社も道半ば。

    ただ、犬の道は人より短いから、
    やっぱりそっちが最優先だけどね。

    隣で寝息を立てる犬たちを見て、
    そっとパソコンを閉じる。

  • 人生最高の誕生日プレゼント


    今日はみいちゃんの2歳のお誕生日。

    猫みたいな名前だけど、
    ジャックラッセルテリアのメス犬である。
    巳年生まれのみい。

    私は3匹のジャックラッセルテリアを飼う少々ヤバめの独身貴族。3匹になった理由はまた後日語るとしよう。


    過去の写真を見返していると、初めて出会った頃を思い出す。

    みいちゃんを最初に見たのはネットだった。

    月齢も少し進んでいて、お値段もだいぶ下がっていた頃。

    正直に言うと、いわゆる「写真映えする可愛い子」という感じではなかった。


    でも、なぜか目が離せなかった。

    「この子や」

    そんな感覚があって、気がついたらポチッとしていた。

    今思うと不思議だけれど、

    人生には時々、理屈では説明できない出会いがある。

    熊本から静岡まで、長旅をしてやって来たみいちゃん。

    しかも到着した日は、たまたま私の誕生日。



    事前にスタッフさんからは、

    「とても愛想が良くて、爪切りもシャンプーもしっぽフリフリなんですよ」

    と聞いていた。

    どんな小さな子が来るんだろうと楽しみにしていたのだけれど

    実際に会ってみると予想と全然違った。

    すでに成犬で先住犬のハクと同じ体重….

    そして、なぜかおじいちゃんみたいな立派なまつげ。

    思わず、

    「ほんまに子犬なん?」

    と笑ってしまった。


    そんなみいちゃんは、

    ハクとの相性も良く、すぐに我が家に馴染んだ。

    今では家の中のボスみたいな存在で仕切ってはいるが、
    私の前では超絶甘えん坊。

    ハクは気分屋で人が居ればボールを投げさせようとする
    その犬種らしい性格をしているが、

    みいちゃんは名前のせいか本当に猫みたいな甘え方をする。
    そのうちゴロゴロというのではないか、と思うくらいだ。

    少し大きくなってからのお迎えだったのが影響しているのか、
    基本ボールには興味がない。

    ただ、本当に人が好き。
    どこにいてもくっついてくる。
    夏は暑いが本当に可愛い。

    お留守番の時は大人しく行かせてくる聞き分けの良さ、
    散歩も後ろからついてくるし、
    本当に飼いやすい子である。

    良い子だからこそ
    「無理してないかな」と気になることもあるのだが、
    本人は今日ものんびりと
    私のお腹の上で幸せそうに寝息を立てていた。

    我が家では、お誕生日にケーキや飾り付け、プレゼントといった特別なことはしない。

    その代わり、
    「その子の好きなことをいつもより長めにする」ルール。

    ハクなら散歩とボール遊び。

    みいは、べったり甘える時間とブラッシング。


    そして今夜は、みんなで大好きなヨーグルトも食べて、
    たくさんなでなでした。


    あの時出会えていなかったら、

    みいちゃんはどんな犬生を歩んでいたんだろう。

    時々そんなことを考える。


    でも今はこうして我が家にいて、

    毎日楽しそうに過ごしてくれている。

    それだけで十分だ。

    みいちゃん、2歳のお誕生日おめでとう。

    これからも元気に、楽しく過ごそうな。

    そして、生まれて来てくれてほんとありがとう。

    あなたはこれから先もずっと

    人生最高の誕生日プレゼント。

  • もっちゅりんとの遭遇


    今日はお休み。

    近くのイオンに来てみた。

    このイオン、犬OKのテラス席があるので、その偵察も兼ねている。

    平日の昼間なのに、ミスドにめちゃくちゃ行列ができていた。

    「なんやろなー」

    と思って見に行ったら、

    もっちゅりん

    とな。


    私はミスドのコーヒー飲み放題が好きなだけで来たので、この行列に並びたいわけではない。

    ただ、時間はある。

    とりあえず並んでみることにした。

    後ろに並んでいた若いメンズ2人組の会話が聞こえてくる。

    「もっちゅりん定番化せんかな」

    「定番化したら希少性なくなるから売れなくなるんじゃない?」

    「だよなー。でも俺だけは裏切らず食べ続けるから定番化してくれへんかなー」



    そんなに美味いのか、もっちゅりん。

    並んでいるうちに、だんだん実物が見えてきた。

    もっちゅりん。

    みんなこっち見てる。

    へぇ、これのためにみんな並んでるんだ。

    ちょっと芸能人に会った気分である。笑



    そして並ぶこと10分。

    ちゃっかり3種類購入。

    きなこ、みたらし、いちご。



    テラス席でまずはきなこを食べてみた。

    ん、

    もっちゅりん。

    あなたは、つきたてのお餅やねん。

    なるほど。

    これは人気が出るわけだ。

    私好みのお味で美味しゅうございました。

    若きメンズの意見に一票。

    ただ、おそらくこれでまた半年くらいはミスドに来ない気もするが。笑

    ちなみに意外とカロリーは低い。

    きなこは205kcal。

    ポン・デ・リングは219kcal。

    なんだか少し得した気分である。

    そして、もっちゅりんの顔。

    見れば見るほど子犬のもちもちした顔を思い出す。

    半分病気…笑

    残りの2つは持って帰ってシッターさんと食べよう。

    平日の昼間。
    テラスでコーヒーを飲みながら、流行りのドーナツを食べる。



    昔はこういう時ですら、パソコン持ってなんやかんや仕事してたっけ。



    今日は子犬の思い出に浸るだけ。

    そんな休日も悪くない。



    だんだん、人生の楽しみ方が上手になった気がする。

  • 棚ぼたリング


    今日は人生整理の続きを書こうと思っていた。

    けれど、気づけば幼少期まで遡り、家族、宗教、結婚、仕事…と話が広がって、途中で電池切れ(人間の)。

    これは今日終わる話ではないな、と思ったので一旦やめた。

    人生整理は逃げない。

    少しずつ、自分のペースで書いていこうと思う。


    そして、そういう話ばかりだと息が詰まるので、

    日常の「ふふふ」も残しておきたい。

    というわけで、今日は「棚ぼたリング」の話。

    急に何それ、ですよね。

    私もそう思う。

    まあ、気楽にお付き合い下さい。


    SNSで、「人差し指と小指に指輪をつけると金運とラッキーが舞い込む」という動画が流れてきて、

    AI生成の美輪明宏さんなのか、本物なのかは分からないが、

    どうも100均の指輪で良いらしい、と。

    占いはあまり信じないけれど、
    こういう気軽なものは嫌いではない。
    面白そうだったので乗っかってみた。

    そして24時間で起こったことは、、、

    ① 道端で2円拾った。

    ② スーパーのくじ引きで一等を当てた。

    (とはいえ景品は子供向けのおもちゃばかりだったので、ちいかわUNOを選択。)

    ③ ドラッグストアで、失効していると思っていたポイントカードを再発行してもらったら、1年以上前にチャージしたお金が5000円残っていた。

    ④ 家づくりのための工務店の予約をブログを書いていて忘れてしまったが、翌日、整体でその話をすると、

    「紹介なら30〜40万円くらいお得になりますよ。自分で予約してからだとその特典使えないからよかったですね。」と教えてくれた。

    予約し忘れたことが結果的によかったらしい。

    ⑤ 昼間に野菜スティックを買おうとセブンイレブンに入ったら50円引きだった。

    果たしてこれが棚ぼたなのか?笑

    ポイントカードの件はただの物忘れなのか。

    判断が難しいところである。

    ちなみに指輪も、100均に買いに行ったはずが、イオンの催事で見つけた70%オフのアクセサリー売り場で購入した。

    ここから棚ぼた始まってた?

    と、何でも棚ぼたリングに繋げてしまう私である。

    こうなると300円のリングはなかなか外せない。

    明日は何が起こるだろう、とワクワク。

    なかなかの幸せ者だな、と思う深夜1時。

  • とりあえず、はじめます。

    気がつけば、人生の折り返し地点が見えてきた。

    詳しいことは追々書こうと思うけれど、宗教、家族との別れ、結婚、夫の借金、離婚、起業と、それなりに色々あった。

    振り返ると、私はずっと走っていた。

    どこに給水スポットがあるのかも分からないまま、とにかく前へ前へ。

    自分が何が好きで、どうしたいのか。

    その基準はいつも「周り」にあった。

    誰かに言われたから。

    あるいは、誰にも言われていないのに、見えないプレッシャーを勝手に感じて。

    自分のコンディションなどお構いなしに走り続けていた。

    今思えば、自分と向き合いたくなかったのだと思う。

    他人の言う通り走る方が私には容易に見えたから。

    そんな人生を走っていたら、ある日ふと、ひとり無人島にたどり着いてしまった。

    帰り道も行き先も分からない。

    ただ、可愛い犬だけがそこにいた。

    うーん。

    とりあえず犬と自分の食糧を確保しなきゃ。

    そんな感じで日々は過ぎていった。

    周りに人がいた頃と同じように、自分に無関心なまま。

    でも、その生活も長くは続かなかった。

    40歳が見えてきた頃、私は立ち止まってしまった。

    犬は増えた。

    私が増やしたから。

    でも私は増えていないので、相変わらず周りに人はいない(笑)。



    さて。

    私はこれからどうなるのだろう。



    このまま体力が落ちていけば、今までみたいに走り続けることはできない。

    無計画なまま走り続けるには、人生は少し長すぎる。

    つまり、とうとう現実を見なければならない時が来てしまったのだ。

    ところが困ったことに現実を見ようにも

    「自分が何者か」すら分からない。

    はて、どうしたものか…

    これから先も人生は続く。

    せめて城くらい作っておかないと、犬も私もそのうち野垂れ死んでしまうかもしれない。

    考えるほど、不安と恐怖で押しつぶされそうになる。

    うーん。

    うーん。

    と言っても誰も答えてはくれない。


    結局のところ、

    「自分と向き合ってみるしかない」らしい….

    人生道半ば。

    3歩進んで4歩下がることもあるかもしれない。

    それでもここで綴りながら、自分の基礎を掘り、地を固め、その上に少しずつ城を建てていこうと思う。

    やり方もまだよく分からない。

    続けられる自信もない。

    それでも、続けていれば「何か」はできるかもしれない。



    犬達がいつも私に対してそうであるように、

    優しく見守っていただけると嬉しいです。


                (今はまだ)土地の管理人